トッキーチャレンジ Blog

お気楽、ごくらく!

G氏の告白

普段あまり話をしたことのないGさんだったが、飲み会でサシで話をした時、彼の口から出たのは驚きの告白であった。

 

僕:「Gさん、数ヶ月お休みされていましたが大丈夫ですか?」

Gさん:「トッキー君は僕がメンタルが原因で休んでいたと思ってるんじゃない?」

僕:「え、そう聞いていたんですが、、、」

Gさん:「実はさ、」

 

そこからの話は驚きの連続だった。

 

メンタルが原因で休んでいたことになっていたが、実は以前の仕事で自分が低く評価されていることを知り、やっていられないという気持ちになって、メンタルを理由に自主的に会社を休んでいたこと。

休んでいる間に友達とIT企業を立ち上げそこの役員になっていたこと。

そして、同時にいくつかのアパートを購入し、経営をおこなっていたこと。

 

そんな話をいきなり聞かされても信じることできず、あまりお休みには触れられたくないのかな?と考え話題を変えようとすると、

「トッキー君、僕の話信じてないだろ?でもね、会社はトッキー君をうまく使うだけで、トッキー君の生活を最後まで保証してくれるわけでは無いんだよ。今のうちに会社は生活費を稼ぐ場所であって、自己実現を会社に頼ってたら手遅れになることを理解した方が良いよ。」と言われた。

何か見透かされているようで悔しくなり、「Gさん、起業はまぁ規模にもよるのでできるとは思いますが、アパートを買って経営をしているって、Gさんのご実家はそんなにお金持ちだったんですか?」

「いやいや、自分の資金だけでやっているんだよ。僕の収入は、この会社の給与だけではなくて、全部で25戸のアパート、マンションの賃貸収入があるからね。」

「え、その25戸の賃貸物件はどうやって買ったんですか?」

「一度に全てはもちろん買えないよ。30代から不動産投資に興味を持って、ワンルームマンションを購入して賃貸に出し、しばらくしてそれを売却し、中古のアパートを一棟購入し、賃貸に出し、これを繰り返して、結果25戸の部屋のオーナーになって、今じゃ会社の手取りより大きな収入を得ているんだ。」

「これから先も不動産投資は続けるつもりだけど、今の段階で子供を大学に行かせる資金も、老後の資金も概ね目処が立っているんだ」

初めは全く信じてはいなかったけれど、アパート経営の失敗談や、ワンルームマンションの売却益の話や、中古アパートの管理での苦労話などを聞いているうちにどんどん話に引き込まれていった。

 

ちょうど僕自身が会社に対して、任されていたプロジェクトを強制的にクローズされたことで不信感を持っていたこともあり、Gさんの会社との距離の置き方、会社とはちがう仕事へのチャレンジは魅力的に見えた。