トッキーチャレンジ Blog

お気楽、ごくらく!

パートナーの決定

3社の住宅会社にコンタクトしてから半年が過ぎた頃、B社は僕が本気でないと見きったのか、徐々にコンタクトの回数が減り、結局A社とC社の2択となった。

 

C社は営業が友達なので、自分の状況を包み隠さず話、提案内容も将来的な家賃の値下がりも(素人の僕からしても)妥当な線で、それを考慮して借入金を抑え返済を早くする硬い提案なのに対し、A社の提案は実家の土地を最大活用した攻めの提案のように思えた。

 

気持ちとしてはC社は自分の会社の関連会社でもあるので、任せてしまえば不義理はしないだろうし、決して無茶な提案ではない。

一方、A社はベテラン営業マンが自信を持って、「アパート経営は借金ではなく投資である(借金は、家賃から毎月差し引いて支払うので負担は大きくない)」。「アパート経営を始めると、10年でこれだけの利益が得られます。自分も土地を持っていれば絶対アパート経営をします」。「このアパートは、自分がこれまで経験してきたことを詰め込んだ集大成で、自信作なんです」。

こういった感じで、イケイケで攻めてきた。

 

3社が提案してきたアパートは、どれも2F建てで外から2Fへの階段が見えないタイプ(部屋ごとに1Fにドアがあり、ドアを開けると部屋ごとの階段がある造り)で、A社が一番高級感があるが、部屋数が6部屋(他の2社は8部屋)。C社は営業さんが自信を持って提案するだけあって、A社に比べ高級感は劣るものの、中はしっかりとした造りといった印象。

 

かみさんと二人ですごく悩みはしたが、最後は現実より夢のある営業トークと、自社の管理会社が地元をサポートしているという点でC社を選択することになった。

 

3社の提案が非常に似通っていたので、そのまま流れに乗ってしまったが、今考えると、3F建てにした場合のコストの違いや、最近ネットでよく紹介されているデザイナーズマンションのようなものも見ておけば良かったと考える事がある。

 

今、古いなぁと思うアパートも建設当時は、その時のニーズに合わせたものだったと思う。今でこそトイレと風呂は分けたいと思うが、数十年目のアパートといえばユニットバスが主流だったし、1Kや1Roomが主流になっており、今人気が高いと言っても2LDK、3LDKの部屋が、将来の高齢化社会でどれだけのニーズがあるのかもわからない。横並びの間取りより、何か尖った間取りがあったほうが長く興味を引くのでは?などと考えることもある。

 

さらに、今はコロナで需要が激減しているが、AirBnBへ提供できる部屋だとか、サービス付き高齢者住宅などといったものも検討しておきたかった。

 

 

 

パートナーとする住宅メーカーが決まったら、後は建てるだけと思ったら大間違い。まだ1つ目のハードルをクリアしたに過ぎなかった。